7月の俳句
アルプスの夕映えお花畠かな  小羽都


モンブラン
アルプスの山を歩く
モンブランはアルプス山脈の中で一番高い山で標高は4807mあり、日本の富士山よりだいぶ高い。一年中雪に覆われていて決して解けることがなく、『白い山』と言われている。このヨーロッパ一高い山に人間は3842mの地点までロープウエイを乗り継ぎ、その美しい姿をまのあたりにすることができる。ロープウエイから下を覗くと氷河の裂け目が大きく口を割って青い光を放っていた。
氷柱 ロープウエイ

マッターホルンは標高4478mで空を貫くように聳え立つ三角の形は圧倒的に他の山々を制する。ツェルマットの村から登山鉄道で約45分でゴルナーグラード展望台に着く。夏の下界から3000m以上の地点に行くと一気に真冬の氷点下の気温になり、霙まじりの雪となった。アルプスの遭難救助犬で知られているセントバーナードも観光客に愛嬌を振り撒き写真を撮らせてくれた。この展望台からはマッターホルンを始め、モンテローザ(標高4634m)、ゴルナー氷河を見ることができる。下山は次ぎの駅まで行動を共にした人たちと別れ、ツェルマットの村まで歩くことに決めた。4時間の道程を迷わないで行けますようにと祈って、電車に別れを告げた。
マッターホルン セントバーナード 登山鉄道
花 花 花
ユングフラウ(標高4158m)は『乙女』という意味を持つ。この優美な山に魅せられた人々は途方もない計画を企てた。それはトンネルを掘り、ユングフラウ、メンヒ(標高4107m)、アイガー(標高3970m)、アレッチ氷河をみわたすことのできるユングフラウヨッホ駅(標高3454m)を作ることだった(1912年完成)。
ユングフラウ 氷河
クライネシャイデイックより眼下のグリンデンワルトの村を目指し、5〜6時間の道程を歩いた。アイガーの岩壁は歩く程に顔を変えて行く。時折、山のうめきが風に乗って来る。冷たかった風も村に近づくにつれ背中に暖かいものを感じられるようになった。途中、お花畠も牛も山羊も私の足の痛みを和らげてくれた。
グリンデンワルトの村 アイガー
牛 山羊

(小羽都)



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